aeternity - 実世界のデータとのインターフェイスとして機能するスケーラブルなスマートコントラクト

æternityブロックチェーンは比類のない効率性、透明性の高いガバナンス、グローバルなスケーラビリティを提供するように設計されています。

STO/ICO基本情報

ステータス
成功
トークン記号
AE
開始日時
2017-05-29
終了日時
2017-06-19
調達金額
$24,426,689
トークン供給数
...
公式サイトへ Owner of aeternity?
Claim this listing and publish updates.

基本情報

プラットフォームEthereum
タイプ不明
参加可能通貨ETH, BTC
供給率不明
KYC不明
参加不可地域不明
Webサイトホームページ
ホワイトペーパーダウンロード

概要

ビジョン

æternity(æon)は、Ethereamをもとに作られた仮想通貨であり、スケーラビリティ、プライバシー、取引処理速度の問題を解決するように設計されています。鍵となる特徴は次の3つになります。

State Channel (ステートチャネル)

State Channel (ステートチャネル) というプライベートなチャネルによって、第三者が介在しないプライベートな方法で世界中の誰とでも価値を交換することを可能にしています。Ethereamでは契約を実行する際にオンチェーンで行うところを、æternityではオフチェーンで行うい、結果のみをブロックチェーン上に書き込みます。

このため、例えば企業は自社の記録全てを公に公開せずに、取引結果のみ公開されることになります。オフチェーンで契約実行が可能ということは、契約が無制限に並列的に処理できるため、BitcoinやEthereamで問題になっている取引処理の遅延が発生することなく、素早く取引を行うことができます。また、State Channelをデフォルトの手段にすることで、効率がよくなるため、低コストの取引が実現できます。スマートコントラクトは、不一致が生じた場合にのみ、自己仲裁型の暗号通貨裁判所のような役割を果たします。

Cuckoo Cycle (承認アルゴリズム)

承認アルゴリズムにはProof-of-Work(POW)アルゴリズムとProof-of-Stake(PoS)アルゴリズムの新しい混合型アルゴリズム”Cuckoo Cycle”を用いています。PoWでは電力を消費しすぎるという問題をDRAMチップを用いることで解決しつつ、ブロック生成時にはPoSを用いています。このことにより電力効率を上げ、スマートフォンなどでさえも簡単かつ効率的にマイニングができるようになっています。このことは、より多くのユーザーがマイニングに参加するということであり、データ分散化が促進されます。

オラクルマシーン

ビジネスシーンではスポーツの試合結果、金やオイルなどのコモディティ価格、気象条件などによって契約を実行するかしないかが決定されることが多々ありますが、æternityではブロックチェーンの外の情報を取り込むための機能”オラクル”を実装しているため、これらの情報をスマートコントラクト実行に使うことができます。一般に「その外部データが本当に正しいのか」ということを判断することがとても難しく、オラクルは単一障害点(その箇所が停止するとシステムの全体が停止するような箇所)となりうるため、通常、他のブロックチェーンでは実装されていません。

しかし、æternityでは、ネットワーク上の全員からパブリックデータを収集し真偽を判断することで、外部データが真である場合、外部データを改変不能なパブリックデータとして提供し、そのデータに従って契約を履行しています。具体的には、ユーザーはオラクルを起動する際にイエス/ノーで答える質問に答えることを約束し、一定量のæonをブロックチェーン上に預けます。そして質問された答え(結果)がわかると、オラクルを立ち上げたユーザーが回答を送信します。

その後、他のæon保有者による承認の時間が一定期間設けられ、一定期間内にオラクルへの異議がなかった場合は、オラクルを立ち上げた人に預け金が返還され、オラクルは真実として受け入れられます。しかし、異議があった場合は、オラクルを検証するためにブロック生成に利用されているコンセンサス・アルゴリズムが利用されます。

チーム すべてを見る

Yanislav Malahov
Yanislav Malahov
FOUNDER
Zack Hess
Zack Hess
TECHNICAL LEAD
Marion Vogel
Marion Vogel
MARKETING & OPERATIONS
Nikola Stojanow
Nikola Stojanow
BUSINESS DEVELOPMENT
Vladislav Dramaliev
Vladislav Dramaliev
MARKETING & COMMUNITY
Lior Zysman
Lior Zysman
LAW AND REGULATION

人気STO/ICO記事

  • 韓国で仮想通貨が法制化へ・・仮想通貨交換業者の登録が必要

    仮想通貨の取引が活発である韓国では今まで仮想通貨を規制する法律がなかったが本日(5日)、午後15時頃に立法の手続きがすべて終わった。今までは規制する法律がなかったので、実際には資格のない取引所や企業の参入で投資家を保護することができず韓国の一般大衆には仮想通貨業界のイメージは最悪になってしまった。こういった被害から論議は始まり、2018年3月から「特定金融取引情報報告及び利用などに関する法」いわゆる「特金法」という改正案が初めて発議され立法まで2年ほど時間がかかった。特金法は今まで法律の対象ではなかった仮想通貨を定義し、仮想通貨取引所に対する義務を規定する。仮想通貨取引所を運営するためには日本
  • これをみればミニ株のすべてがわかります!

    株式の取引は通常100株単位で行なわれます。一方、ミニ株では1株単位で取引を行なうことができます。資金が少ないために今まで買うことができなかった銘柄を買うことができます。いろいろな銘柄を少しずつ買うこともできます。ミニ株は少額で気軽に始めることができる株式です。そこで、ここから、主なミニ株の種類としくみ、ミニ株のメリットとデメリット、取引のポイントなどについて解説します。これから株式投資を始めようとする方やミニ株に興味がある方におすすめの内容です。ミニ株とは1株単位で取引ができる株式で、現在数社の証券会社がサービスを提供しています。サービスの名称やしくみは各社がそれぞれ決めています。主なミニ株
  • ブロックチェーンで空の旅の暗号化を目指す企業

    空の旅の安全の向上を目指して3年前に設立されたブロックチェーンを基盤とする企業が、成果を振り返り航空業界で新たに生まれているチャンスの見通しを語る。もしパイロットが免許をお金で購入していたり飛行訓練中に航空日誌を偽造していた可能性があるなら、そのパイロットが飛ばす飛行機に乗りたいという人はいないだろう。しかし、家族でローマに旅行に行くにしろ、アフリカまでサファリをしに行くにしろ、乗る飛行機が安全かどうか、本当に知っている人はいるのだろうか。様々なサービスの提供者から受け取った情報を精査するのは、特権ではなく必須事項になりつつあり、航空業界も例外ではない。同時にブロックチェーン技術は、など日常