STREAMの手数料は完全無料!これは画期的!

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近年、証券業界では、ユーザーの獲得のために、収入源の柱となっている取引手数料を値下げする動きが活発になっています。投資家にとって、手数料が安くなることは嬉しい限りです。

ここへきて、ついに手数料が完全に無料となるサービスが国内で初めて登場しています。それが今回紹介する「STREAM」です。

STREAMを利用することで、手数料をかけずに株取引を行なうことができます。株取引を頻繁に行なう方や取引金額が多い方にはまさしくうってつけのサービスと言えそうです。

そこで、今回は、STREAMの手数料が無料になるしくみ、メリットやデメリットなどを解説します。

目次

STREAMとは?

STREAMは、株取引の手数料が完全に無料となるスマホ向けのアプリです。

STREAMの運営会社は株式会社スマートプラスです。株式会社スマートプラスは、個人投資家向けの金融アプリを開発している、東京大学発Fintechベンチャーの株式会社Finatextホールディングスの子会社です。

取引ルール

STREAMの取引ルールの概要を説明します。

取扱市場

  • 東京証券取引所のみです。

取扱銘柄

  • 国内株式、ETF(上場投資信託)、ETN(上場投資証券)、REIT(上場不動産投資信託) 他
  • 外国株式(国内上場を含む)、外国籍のETFは取り扱っていません。

取扱時間

  • メンテナンス時間を除いた全ての時間で注文を受け付けています。
  • メンテナンス時間は、取引所の営業日:15時~16時頃、月曜日~土曜日:3時30分~5時 30分、日曜日:3時30分~7時30分

注文の方法と手段

  • 売買の注文方法は指値(逆指値含む)と成行です。
  • 注文の数量は各銘柄の単元株単位です。
  • 注文の手段は、スマホでは売買どちらの注文も可能、パソコンでは売り注文のみ可能、タ ブレットPCではアプリをダウンロードすることができれば売買注文とも可能。

約定

  • 通常の株取引と同様です。

手数料

  • 取引の回数や金額に関係なく、すべての取引で無料です。

【ここに注目!】

STREAMではなぜ手数料を無料にすることができるのでしょうか?

理由は、「SOR(スマート- オーダー- ルーティング)」と「立会外取引」というしくみを 利用しているからです。

  1. SOR
    • SORとは、複数の市場から最も取引条件がよい市場を選択して、自動で売買を発注 するしくみです。
    • STREAMではすべての注文にSOR条件を付して発注しています。
  2. 立会外取引
    • 立会外取引とは、証券取引所の立会取引を介さずに、証券会社の中で投資家の注文を 取引成立させるしくみです。
    • 大口取引を行なう機関投資家は、市場に影響を与えないようにするために立会外取引 で取引を行ないます。大量の取引のため、証券取引所での取引よりも有利な価格で取 引を行なうことができます。

STREAMは、SORを利用して、東京証券取引所と東京証券取引所立会外のどちらか有利 な価格のほうで取引ができるように注文をだします。実際に取引が有利な価格で成立した 場合には、通常の取引価格との差額の半分がSTREAMの収入となります。

権利

  • 株主優待や配当金の受け取りなどの株主としての権利は、通常の株取引と同様です。

NISA

  • NISAの対象となります。

その他

  • 信用取引の手数料は無料ですが、金利は支払う必要があります。

メリットとデメリット

STREAMの主なメリットとデメリットについて説明します。

メリット

  1. 手数料が完全無料

これがSTREAMの最大のメリットです。通常証券会社で株取引を行なうと、取引の回数や金額などに応じて手数料が必要となります。しかし、STREAMでは全く無料です。国内の証券会社で手数料が全く必要がないのはSTREAMだけです。株取引を中心に資産運用を行なっている方にとっては非常に大きなメリットです。

  1. SNS機能がある

STREAMの利用者同士が交流を行なえるようにSNS機能がついています。Twitterや Facebookなどと同じように、気になる利用者のフォローや書き込みに対するコメントを行なうことができます。様々な利用者と気軽に情報交換などを行なうことができて、仲間の輪も広がります。また、有益な情報を入手することができれば、株取引に関する知識のアップを図ることも可能です。

  1. ポイント獲得で信用取引が有利になる

アプリへのログインを始めとしてSNSでのフォローやコメントなどの様々な行動が、ポイントとして付与されます。STREAMの信用取引の金利は、ランク制になっており、ポイント数により金利が決められています。したがって、信用取引を行なう方は、積極的に取引や情報発信などの交流を行なうことで、今後の取引が有利になります。

  1. アプリが使いやすい

STREAMはスマホ向けのアプリのため、利用者が非常に操作しやすい設計になっています。ネットの口コミでも、STREAMは使いやすいと感じている方が多いです。良いと感じている点は、「応答が速い」、「シンプルなメニューで直感的に操作できる」、「銘柄情報など幅広く情報を手に入れることができる」などです。アプリの操作性は 他のネット証券に比べて優れていると言えそうです。株取引をスマホで手軽に行ないたい方にはおすすめと言えます。

デメリット

  1. 取扱商品が限定される

STREAMの取扱商品は国内株式の単元株です。他の証券取引所の上場株式、単元未満株、IPO(新規公開株)、外国株式、投資信託などは扱っていません。他の証券会社に比べると、取扱商品の面で劣ると言えそうです。

  1. スマホがないと不便

STREAMはスマホ向けのアプリです。パソコンでは買い注文ができません。タブレットPCでは、アプリをダウンロードできないと利用することができません。スマホを利用しない方は不便さを感じるでしょう。

  1. 少額投資に向いていない

STREAMは単元株の取引です。単元未満株での取引ができないために、少額で株式投資をしたい方には向いていません。

  1. NISAの対象外である

STREAMはNISAの対象外です。したがって、投資の結果得られる利益についてはすべて税金がかかってくるため、節税効果はありません。

まとめ

STREAMに向いている方

STREAMはどのような方に向いているのでしょうか?

これまで説明した内容から、主に、以下に該当する方におすすめと言えます。

  1. 手数料の安さを重視する方
  2. 国内株式の取引を頻繁に行なう方
  3. 国内株式の取引をスマホで簡単に行ないたい方

取引のポイント

中長期で資産運用を行なう場合には、手数料が高いと長い年月の間で相当の金額になり、利益を圧迫します。したがって、手数料をできる限り安く抑えることがポイントになります。国内株式の取引を中心に資産運用に力を入れている方には、STREAMは非常にメリットが大きい運用手段と言えます。

ただし、少しでも利益を増やすために、STREAMの取引では以下の2点を頭に入れておいたほうがよいでしょう。

  1. SORによる有利な価格で得られる利益が通常の半分になる
  2. NISAの対象外のため売却益に必ず税金ががかかる(現状では税率20.315%)

仮に、運用期間の中で、頻繁に銘柄の売買を行なうと、STREAMの取引よりも、NISA口座でSOR利用の通常の株取引を行なったほうが、利益が多くなることが考えられます。

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