
韓国で仮想通貨が法制化へ・・仮想通貨交換業者の登録が必要
仮想通貨の取引が活発である韓国では今まで仮想通貨を規制する法律がなかったが本日(5日)、午後15時頃に立法の手続きがすべて終わった。
今までは規制する法律がなかったので、実際には資格のない取引所や企業の参入で投資家を保護することができず韓国の一般大衆には仮想通貨業界のイメージは最悪になってしまった。
こういった被害から論議は始まり、2018年3月から「特定金融取引情報報告及び利用などに関する法」いわゆる「特金法」という改正案が初めて発議され立法まで2年ほど時間がかかった。
特金法は今まで法律の対象ではなかった仮想通貨を定義し、仮想通貨取引所に対する義務を規定する。
仮想通貨取引所を運営するためには日本でいう「仮想通貨交換業者として登録」が必要になる。これにより、今まで好き勝手やってきた資格のない取引所がなくなることになるのだ。
韓国の仮想通貨業界は「特金法」を仮想通貨が法律的に認められ、投資家を保護する装置が作られる第一歩と捉える人が多い。
法律は来年の3月から施行される予定で、既存の事業者らは改正案施行日から6カ月以内に届け出を出す必要がある。
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