
CryptoTimesがリサーチコンテンツ『CT Analysis』の提供を開始
ブロックチェーン/暗号通貨分野メディア『CRYPTO TIMES』 ( https://crypto-times.jp )が新しくリサーチコンテンツ『CT Analysis』 ( https://analysis.crypto-times.jp )の提供を開始した。
初回レポートとして、『2019年暗号通貨/ブロックチェーン市場動向』が無料公開されている。
CRYPTO TIMES自身は、2018年1月から2年間運営されており、分析記事やレポートなど、ブロックチェーン/暗号通貨に関する理解度の高さを活かしたコンテンツに定評がある。
今回のレポートコンテンツを作成するパートナーとしてBLOCKDATA、dapp.comとの提携も合わせて公表されている。
また、この発表に合わせて、代表のアラタ氏 ( @cry_curr_ar ) にもいくつかコメントを頂いた。
以下、こちらからの質問に対して答えて頂いている。
代表・アラタ氏のコメント
このジャンルでは、同じメディアの中では競合はいないという判断だと思うが、レポートコンテンツというジャンルにはd10n labがいるがどう棲み分けるのか
アラタ : d10n labは私も参加していますが、プロジェクトに関して紐解いたり、ビジネス理解や考察が非常にわかりやすいのが特徴だと思っています。
CT Analysisで、我々が意識している点としては下記3点です。
- オンチェーンデータやセンチメントデータを利用したリサーチ
- 海外のパートナーとの連携したコンテンツ
- わかりやすさ、見やすさを重視しつつもボリューム感のあるレポート
今後、ますますブロックチェーンや暗号通貨の需要が高まる中で、そこに参加する人や事業者の理解が少しでも底上げできるくらいわかりやすいものを提供していきたいと思っています。
確かに、今回の第一弾レポートを見ても、データ量、ビジュアル、そもそものボリュームは、国内では中々見られないもので独自性が高ったので、この辺りが差別化のポイントになりそうだ。
一旦無料で公開されているが、今後マネタイズの方向性はどのように考えているのか
アラタ : サブスク型のレポートということも当初は、考えていました。
ただ、知名度もまだ無い我々のメディアを、誰がサブスクに登録するんだっけ?っていうところを考えたときに、既にいくつもあるリサーチサロンからリプレイスできる気もしなかったので、最初は自分たちの業界内のプレゼンスを高めることに注力していくことに専念する予定です。
マネタイズに関しては、今後サブスクモデルになるかもしれないし、ならないかもしれないし、色々なことは考えているところです。
意外にも、この先は有料課金していくよ、という意味合いにはならないということだ。これは読者にとっては朗報かもしれない。
海外ではTheBlock、Messari、Hackernoonあたりが、万全では内にせよメディアとしての独自性と課金のバランスが取れているように見えるが、CryptoTimesにとっての理想像はなにか
アラタ : 上記の3メディアを見ていると独自性というのが重要で、その後に課金モデルが登場したと思っています。
我々がメディアとして生き残っていくことを考えたとき、今から業界でのプレゼンスを高め、独自性のあるクオリティの高いものを提供し続けることができるのが理想像です。
その先には、お金もついてきたらいいなあって思っています(笑)
ということなので、CryptoTimesを少しは応援していきたいと思わされる方も少なからずいるのではないか。
今後のレポートにも期待していきたい。