ファンディーノ(FUNDINNO)について

COINJINJA 編集部
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ファンディーノ(FUNDINNO)とは?

日本クラウドキャピタルが運営する株式投資型クラウドファンディングのプラットフォーム。日本で初めて、第一種少額電子募集取扱業者として金融庁に登録承認された。

「取引量日本No.1」という表記があるが、実際に、

  • 累計成約額26億4076万円
  • 累計成約件数77件
  • 投資家数20,675人 (2020年1月時点)

という実績があり、日本証券業協会が公表している統計数値と照合すると、市場シェアの90%前後を占め、名実共に実績No.1、ほぼ市場を独占しているサービスになる。

株式投資型クラウドファンディング

「クラウドファンディング」という名称になっているが、実際には株式投資であり、CampfireやMakuake、Kickstarterといったいわゆるクラファンとは法的も全く別物である。

一般的に非上場株・未公開株と言われる店頭有価証券(取引所金融商品市場に上場されていない株券、新株予約権証券及び新株予約権付社債券)をインターネット上で購入出来る仕組みである。

ただ、公的にも「株式投資型クラウドファンディング」という名称が使われている為、俗称というわけでは無い。

金商法では電子募集取扱業務とされ、これを扱う登録事業者は第一種少額電子募集取扱業者とされている。

株式投資型クラウドファンディングとは?に詳細があるが、現在登録事業者は5社で、実際に募集実績があるのは3社(注1)となっている。

仕組み

大原則として、株式を広く売り出す際には、金融庁に登録された証券会社(金融商品取引業者)で無いといけない。

また、非上場企業の株式を広くインターネット上で売り出す仕組みはこれまで存在しなかったが、これを出来るようにしたのが株式投資型クラウドファンディングである。

どんな会社でも株式投資型クラウドファンディングが実施出来るわけでは無く、運営会社・日本クラウドキャピタルによる審査を経たものだけが実施出来る。(自社でもHP上で自社株を売り出すなどは出来ない)

投資家側のメリットとしては、10万円といった小口から非上場企業の株式を購入出来ることにある。(逆に年間50万円以上は投資出来ない)

尚、通常こういった企業の資金調達の金額は数千万円単位の金額になっており、一部のエンジェル投資家やベンチャーキャピタル、事業会社以外はなかなか投資が難しくなっている。

個人投資家側のリターンとしては、投資した非上場企業が上場(IPO)した際に売却益が得られるというものである。

未公開株が上場した場合の利益がどの程度になるかというと、ケースバイケースではあるが、Sansanの投資リターン分析などを参考にすると、100-500倍という数字が出てくる。

勿論、時価総額が100億円に近づいてからの投資であればそこまでのリターンは無いが、その規模の企業はFUNDINNOでは募集していない。

実績

77案件の実績がある。ただ、中には既に倒産している企業もあるようだ。まだ実際に上場したケースは無い。

手数料

投資家側に手数料は掛からないが、発行価格の総額の20%がFUNDINNOの手数料となる。

また、一部の案件にはエンジェル投資優遇税制が適用されるものもある。

登録

口座開設

新規登録は、トップページから行える。

また、手続きの流れは下記のようになっている

適合性審査

登録の際には、下記のような適合性の審査基準がある。

株式の場合

  • 当該投資家に 1 年以上の有価証券の売買等の投資経験があること。

  • 当該投資家の金融資産が 300 万円以上であること。

  • 当該投資家の投資資金の性格が生活費・借入金・使途確定金でないこと。

  • 当該投資家の年齢が満 20 歳以上 80 歳未満であること。なお、登録をしていただいている投資家が満 80 歳になった時点で新たに案件へのお申込みを行うことはできません。

  • その他当社が定める事項に該当しないこと。

新株予約権の場合

  • 当該投資家に 1 年以上の有価証券の売買等の投資経験があること。

  • 当該投資家の金融資産が 500 万円以上であること。なお、金融資産が500万円未満の場合には、金融資産が300万円以上で、かつ年収が500万円以上であること。

  • 当該投資家の投資資金の性格が生活費・借入金・使途確定金でないこと。

  • 当該投資家の年齢が満 20 歳以上 75 歳未満であること。なお、登録をしていただいている投資家が満 75 歳になった時点で新たに案件へのお申込みを行うことはできません。

  • その他当社が定める事項に該当しないこと。

本人確認書類

登録の際には、下記のような書類が必要になる。

  • 運転免許証
  • パスポート(写真掲載ページ、住所記載ページ)
  • 写真つき住民基本台帳カード
  • マイナンバーカード等

のうちいずれか一つまたは、

  • 健康保険被保険者証
  • 住民票
  • 印鑑登録証明書等

のうち2つ

  • ログイン

新規登録時に入力したメールアドレス・パスワードでログインが出来る。

  • 入金

一連の流れが終わり、本人限定郵便を受け取った後、個別案件毎に入金をする。

口コミ・評判・評価

FUNDINNO自身に対するオンライン上の悪評は、余り見当たらない。

先述の適合性審査に関する言及がある位となる。

競合

現在、競合と呼べるところは殆ど存在しない。過去にはエメラダエクイティなどがあった。

比較対象が無い現状であるが、旧・エメラダエクイティのAngel Bankやイークラウドなどが動き出せば、業界地図が変わってくる可能性がある。

運営会社:日本クラウドキャピタルについて

西武しんきんキャピタルやラクーンなどから1億円以上の資金調達を行なっている。

会社概要

  • 本社所在地 : 〒141-0022東京都品川区東五反田5丁目25番18号
  • 設立 : 2015年11月26日
  • 代表者 :代表取締役CEO 柴原 祐喜 / 代表取締役COO 大浦 学
  • 資本金 : 243,150,100円(別途資本準備金:27,950,000円)

注1 : 過去に事業者登録されていたエメラダエクイティも募集実績があるが、現在はユニバーサルバンクに事業譲渡され、Angel Bankとなっている。このAngel Bankはまた募集実績が無い。

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