ビットコインのアルゴリズム(PoW)の生みの親、Adam氏「BTCはいずれ5万ドルを超える」と主張
【ビットコインのアルゴリズムPoWの生みの親、Adam氏「BTCはいずれ5万ドルを超える」と主張】
仮想通貨メディアNEWSBTCによると、「Blockstream」のCEOでビットコイン(BTC)の重要技術であるコンセンサス・アルゴリズム「Proof of Work (以下、PoW)」の生みの親として知られているAdam Backが「ビットコインはいずれ5万ドル(約540万円)を超える」と主張した。
Adamは9月7日ツイッターを通じ、「2020年の半減期(halvening)、地政学的な不確実性(geopolitical uncertainty)、15兆ドル規模のマイナス金利で発行された債権、現代貨幣理論(MMT:Modern Monetary Theory)などを総合すると、BTCの価格は結局5万ドルに達し、時価総額は1兆ドルを超えると説明した。
Adamの主張を詳しく説明
Adamが根拠として挙げたことを詳しく調べてみると以下のようなものでした。
1. 2020年の半減期
BTCは2020年5月マイニング報酬が半分になる半減期が予定している。ビットコインのマイニングの報酬は現在の12.5BTCから6.25BTCに減ることになる。過去の半減期には価格が上昇した。
仮想通貨アナリストPlanBも先月、ツイッターを通じ、「BTCは過去、2012年半減期の9カ月前、5ドルから半減期期間には12ドルに達し、2016年の半減期にも同じぐらい上昇したと述べ、「過去のパターンから分析すると、ビットコインは今から100%上昇した2万ドルに達する」と主張。
2. 地政学的な不確実性
代表的には米中の貿易戦争、中国と香港で起こっている事態、イギリスのEU脱退、アルゼンチンの経済危機などのグロバールなリスクが拡大され、安全資産の需要が高まる。伝統的な安全資産は「金」だが、最近は「BTC」も浮上している。
3. 15兆ドル規模のマイナス金利
マイナス金利が広まると、銀行の収益性が悪くなり金融システムが不安定になる可能性がある。既存の金融システムの不安定は、BTCにとってはいい材料。
4. 現代貨幣理論
世界的にトレンドになっている 現代貨幣理論(MMT)がインフレーションを起こし、「金」と「BTC」のような安全資産の価値が上昇する。
参照元:BTCNEWS
参照元:dglab Adamインタビュー
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