国産グルメSNS「シンクロライフ」(SynchroLife)がICO済のトークン報酬の導入を開始

国産グルメSNS「シンクロライフ」(SynchroLife)がICO済のトークン報酬の導入を開始

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日々、「国産コイン」で動いているサービスって殆ど無いよね、というのが口癖になっているのは著者だけでは無いはずだ。

動いているという意味では最も動いているサービスが、実はある。

知らない方も多いと思うが、2017年9月に香港法人SynchroLife, LimitedでICOを行っていた、グルメSNS「シンクロライフ」(SynchroLife)に、本日からトークン報酬が導入された。

導入されたシンクロコインは、レビューを書いた方に対して報酬として配布されていく予定だ。

今後は、店舗決済自体に使え、ユーザーにも還元されるという仕組みになっている。

「シンクロライフ」(SynchroLife)について

昨年のICO以前からプロダクト自体は公開されており、ユーザーもいる状態であった。

現在、シンクロライフには17万件以上のレビュー、そして42万枚の写真が掲載されています。全登録ユーザーのうち19.68%のユーザーによりレビューが提供されています。(一般的には平均のレビュー投稿率は5%以下と言われています。※当社調べ)

運営会社リリースより

数字からも分かるが、食べログ等の競合サイトと比べると、写真を中心にコメントが書きやすい仕様になっている。

また、ユーザー層も所謂グルメ好き、ライフスタイルの中で、食の優先順位が高い方が中心になっているのが差別化の要素になっている。

CEOの神谷氏は「既存のグルメサイトでは本当に自分が食べたい、美味しい店が見つからない」と常々言っており、彼自身がそもそも美味しい店を見つけるのがライフワークになっている。

これは、他のチームメンバーも同じで、運営としてというよりは、SynchroLifeのヘビーユーザーとしてユーザーには認知されている。

SynchroLifeは独自のトークンエコノミーを作れるのか

次のマイルストーンは、

  • トークンの上場
  • 店舗決済の導入

の2つになるだろう。

トークンの上場に関しては2018年の8月中予定だ。

店舗決済に関しては、加盟店へで飲食代金の1%以上のトークンをユーザーに還元し始めるのが2018年10月-11月予定。

店舗決済自体は、2019年4月-6月にスタートを予定している。

また、ビジネス的な観点で考えると、実際にユーザーがいる中で日々オススメのお店を表示するAIがプロダクトの差別化の肝になっている。

AIとトークンで既存の競合に勝てるの?という疑問に関しては直接答えられないが、

グルメ好きと、良質な店舗という少しニッチなカテゴリに向けたサービスだと考えると、

ユーザーのアクティブ率も高く、コミュニティ形成が肝になってくるトークンエコノミーとは相性はいいサービスだ。

ニッチで、モチベーションが高いコミュニティを形成出来る分野は、他にもありそうなので、実際に動く、トークンエコノミックなサービスは、今後もどんどん増えていって欲しい。

【SynchroLifeのアプリ】

■iPhone:https://itunes.apple.com/jp/app/id557532449

■Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.synchrolife&hl=ja


著者:Yu Numazaki

Focused on driving growth for CoinJinja.com, a top ICO search engine, and CoinView, the world's best all-in-one cryptocurrency portfolio management app available for iOS and Android.

Twitter :@yu_numazaki

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