仮想通貨を動かしてる勢力って?

仮想通貨を動かしてる勢力って?

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こんにちは。韓国ママコイナーのミコです。 仮想通貨って、今までの中央集権的な金融システムとは違い、分散型経済システムっていうところが魅力ですよね。でも、このP2Pネットワークシステムにおいても勢力争いっていうのは、やっぱりあります。

仮想通貨勢力図の中でのポジションニング

仮想通貨が使われるようになって、全世界的にブロックチェーン生態系がたくさん形成されています。仮想通貨に関わる様々な人達や団体がいて、仮想通貨用語が飛び交いますね。ブロックチェーン技術開発者、投資家、取引所、マイナー、プレセールマーケティング、仮想通貨の学会や団体、法律事務所、ICO代理店などなど。どのポジションが魅力的でしょうか?

ではこの中で一番力が強く、影響力があるといえるのでしょうか?

それは、実はコインの採掘を行うマイナー達といえます。マイナー達はマイニングで得たコインをたくさん持っているから力を持っているのでしょうか?それだけではありません。マイナー達が力を持っている理由は、ブロックチェーン生態系において、ブロック自体を作ることができるノードを運営するからです。

ノードとは

では、ノードがどうして重要でしょうか?

イメージ的には、携帯電話を使用するにおいて、通信社の通信網が張り廻られていれば使用できることと似ています。たくさん中継点があって、通信網が張られていれば、圏外ということもなく、お互いに連結でき通話もできます。ただ携帯電話などはある一つ会社によって運営される中央集権型システムの中で運営されています。

ブロックチェーン生態系ではノードが張られていればこそ、ユーザーも増え、活発に利用され、生態系が維持されるのです。そして、ノードを張り生態系を維持するキーマンとなるのが、マイナー集団なのです。

2017年8月にビートコインを新しく矯正にハードフォークをして、ビートコインキャッシュができました。これを主導していたのは、中国ビートメインのウ〇〇ン氏であるとよくいわれています。全世界の多くのコイナーたちは反対もしましたが、どうして強制ハードフォークが可能だったでしょうか?それは、まさにそのコインの開発者でもなく、そのコインをたくさん持った投資家でもなく、ビートコインのマイニングを一番たくさん行っていたマイナー達の力が強かったため、その勢力の意見を無視することもできず、影響力があったからです。

このようにブロックチェーン生態系においてノードを扱うマイナー達の影響力は強いということです。

世界のマイニング分布図

このように見たときに、早くノードを形成することができるということが生存競争の鍵になります。下の図は韓国のBlockchain Timesからの引用で、世界のマイニング軍団の分布図です。

現在は国家別にまた集団別に、イーサリウム軍団、ネオ軍団、エイダ軍団というように、クォンタム軍団というように早く生態系を占領しようとするマイナー集団たちがいます。マイナー達に支えられ、早くユーザーを増やしたときに、ブロックチェーンの生態系が世間に生き残ることができるのです。

今日は、仮想通貨の流れを見るうえでは無視できない、マイナー達の勢力についてでした!

著者:ANGELICOのミコ

韓国在住10年のママコイナーのミコです。仮想通貨があたり前の近い将来に先駆けて準備中!日本のお友達は少ないので、皆さん仲良くしてね! Twitter :@micoclub

Website:AngelIico

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本稿は外部寄稿者による記事で、COINJINJAの執筆記事ではありません。