今回のビットコインの上昇と2017年の5つの違い
2017年の大きな上昇を経験した方々はビットコインの10,000ドルの壁が一つの道しるべであり、その後1年以上弱気市場が続いていることをご存知だと思います。
しかし、今回のビットコインの上昇は、価格が上がっていると同時に当時よりも出来高がある以外にも、2017年の状況とはいくつか違う要素があります。
ビットコインはすべての否定的な意見や逆境からまた高騰を続けており、いつもより勢いがある状態です。
しかし、今のステップがただのバブルなのか新しい上昇の始まりなのかは誰もが確信することはできないでしょう。
判断材料の参考として、今回のビットコインの状況が2017年とは違うのは以下5つのポイントです。
1. 活性化されているアドレスが少ない
現在の状況を2017年と比べてみると、活性化された住所が24%も少ないことが分かります。この事実は2017年の狂気的なバブル至っていないことを意味します。
2. 安いネットワークの手数料
Segwitや一括取引の具現と共にビットコインのトランザクション手数料は2017年に比べると安くなっています。
依然として平均2ドル以内ですが、2017年のピークのころの40ドル手数料とは大きな違いがあります。
3. 歴代最高値のビットコインハッシュ率
マイニング業者のエナジー消費効率がよくなっていますし、究極的にビットコインネットワークで遂行される計算作業の数は増え続けています。
これらが意味することはネットワークが今までより根本的に安全になっていることです。
4. まだ、始まっていないメディアの取り上げ
ビットコインが13,000ドルを超えたもののすべての指標をみるとメディアからの注目は本格的ではない様子です。
また、グーグルトレンドで日本・韓国・海外を調べた結果一般人からの注目度はまだ、低い状況です。
5. Facebookなどの大手企業の参入
最近、全世界から注目されたFacebookのリブラ(Libra)、サムスン、LINEなど大手企業のブロックチェーン業界の参入によって業界全体が盛り上がっておりビットコインや仮想通貨全体にいい影響をもたらすと期待されています。
まとめ
上記の内容のように2017年の状況とは幾つか違いがあることが分かります。
長い間、不況だった仮想通貨市場全体が盛り上がるかどうか確信できないのですが、1年半ぶりに13,000ドルまだ上昇したことは大きな意味があると思います。
相場が上がりきった時点で参入し大きな損害があった方々は少しでも損害回復のチャンスになることを祈ります。
出典記事:blocktier